アートメイク看護師に興味があるけど
難しいって聞いた。
けれども、具体的には何が難しいの?
具体的には説明するね
こんにちは、 現役アートメイク看護師のメイクです。
美容ブームも手伝って、アートメイクに関心を持つ人が増えており、最近需要が増えてきたアートメイク看護師の仕事。
通常の美容看護師より稼げることも多く、売れっ子のアートメイク看護師(アートメイクアーティスト)だと、月に100万以上稼いでいる人も多くいます。
- 今の美容施術に飽きてきたから、別の仕事に挑戦したい
- 看護師としてもっと稼ぎたい
- キャリアアップのための技術を身につけたい
という人は、アートメイク看護師の仕事に興味を持っている人も多いでしょう。
しかしながら、そこで気になるのが、アートメイクは難しいという情報。
興味は持っていたとしても、「アートメイク看護師は難しい」と聞くと少し不安になりますよね。
私も初めて興味を持った時にはアートメイク看護師の情報が少なくて、不安でいっぱいでした。
そんな過去の私と同じような悩みを抱えている皆さんに本記事をご紹介。
現在アートメイク看護師の仕事をしている筆者が、アートメイク看護師が難しいと言われる理由をまとめました。
本記事を読めばアートメイク看護師の何が難しいか、明確になりますよ。
アートメイク看護師の仕事に興味を持ってる人は、本記事を参考にキャリアのヒントとしてくださいね。
アートメイク看護師が難しいと言われる理由
早速ですがアートメイク看護師が難しいと言われる理由を紹介します。
手先の器用さや技術が求められる
アートメイクは皮膚に直接施術を行うための専門的な技術が必要。
顔というデリケートで注目されやすい部分に対する施術は、一度行ったら簡単には修正できないため、高い精度と技術力が求められます。
また、施術に関しては集中して長時間の作業となりまます。
看護師が主導
通常の医療や、美容の施術と違って、ドクターではなく看護師が主導になります。
具体的には、針の深さ、アートメイクの色の選び方、施術の速度など、多くの要素が絡み合いながら最良の結果を目指さなければなりません。
その責任感から、作業に緊張するという声も多く聞きます。
手先の器用さや、細かい作業への集中力は必要になりますが、その分高い報酬が見込めるのアートメイク看護師。
看護師が主導するという数少ないポジションでもあるので、アートメイク看護師の経験を積んでいれば、美容看護師
としての市場価値が上がることは間違いなし。
看護師免許さえあれば施術はできるので、そこまで長い研修や講座が必須でもないのも魅力です
実は、アートメイク看護師の経験を積めば
長く働けるキャリアも築けるんですね
肩・首・腰を痛めやすい
アートメイクの施術は、肩や腰を痛めやすいので長く通じるのは難しいと考える人も一定数います。
実際、施術では長時間同じ姿勢を維持することが求められるため、5年、6年と経験を積むうちにその影響を肩や腰を痛める人も多いんですね。
アートメイク看護師になりたてで、施術がそこまで多くないこともあり負担をあまり感じなかったとしても、年月が経つと体の「ガタ」や疲れが顕著になることがあります。
私は過去に事務職を経験したことがあったのですが、症状としてはデスクワークの人の悩みに似てますね。
目も疲れやすい
細かい作業に集中するため、目の疲れを特に感じやすいのが特徴です。
施術において目は非常に重要。
目の疲れを放置すると、集中力の低下や頭痛の原因となることも。
アイケア商品でこまめにメンテしたり、良質な睡眠をとるのもポイントですね
同じ姿勢が続くため、痛みやすい場所に偏りはありますが、病院に比べるとハードワークではない印象。
また、ストレッチやマッサージを取り入れて、体をいたわる習慣を持つことで、しっかり体のメンテナンスをしていればそこまで大きな問題ではありません。
コツを掴んでくれば、良い姿勢や効率的な動きを学ぶことで、不要な体のストレスを減少させることも可能ですからね。
通常の看護師以上に自分の体が商売道具になることを意識すれば
問題ないですよ。
知識の深さが必要
看護師としての基本的な医学知識の他
- 皮膚の構造
- 色素の知識
- 施術の後のアフターケア
に関する知識など、アートメイク看護師としての深い専門知識が求められます。
しかしながら日本にはアートメイク看護師の数はまだまだ少なく、症例や施術に関する知識を収集するのが難しい状況。
これもアートメイク看護師が難しい仕事と言われる理由でしょう。
最近は、アートメイクの需要が増えてきたこともあり、アートメイクスクールや未経験OKのアートメイク看護師の求人も増えてきました。
そのため昔に比べると、学びやすい環境が揃いつつあります。
アートメイク看護師の需要も増えているので
スキルや知識を身につけるなら今ですね
接客スキルが必要
病院で働いている看護師と違い、接客スキルが必要なのもアートメイク看護師が難しそうだと思われてる理由の一つです。
美容クリニックで働いている人にとっては、当たり前かもしれませんが、自由診療は保険診療と違って顧客に主体的に提案することが求められます。
そのため技術だけではなく接客や提案力も求められるんですね。
特にアートメイクの施術は、顧客の希望や悩みを深く理解する必要があります。
ただ技術を持っているだけではなく、顧客とのコミュニケーションを円滑に行えるスキルも必要不可欠。
期待値のすり合わせや不安の解消など、細かなニーズに応えるための対話は欠かせません。
美容クリニックで働いていたのであれば、接客についてはそこまで問題ないかもしれませんが、病院から美容クリニックに転職する場合は少し戸惑うかもしれません。
どちらかというと美容クリニックでは接客力≫技術力の文化があるんですね。
患者ではなくお客様になるので、言葉遣いに対しては病院より厳しいケースが多いです。
これも自由診療である特徴といえるでしょう。
病院からだとはじめは戸惑うかもしれませんが、
私自身は病院で働くより、めちゃくちゃ楽になりました
美容のセンスが求められる
アートメイクは名前の通り、メイクでありアートです。
そのため、技術だけでなく美的センスも求められるんですね。
顧客の顔の形や特徴に合わせて、最も似合うデザインを提案するのがアートメイク看護師の腕の見せ所。
経験を積むことで、美的センスや提案力は磨かれるものではありますが、最低限の美容に対するセンスは必要です。
個人的には、世間一般の美容トレンドが理解できない人は厳しいと感じます。
そもそも美容もセンスがない人には「施術されるのが不安」だと感じられてしまいますからね。
センスと言われると心配になる人も多いかもしれませんが、よほど世間の美的感覚とずれていなければ問題ないです。
ただ、美容やメイクに興味がないけど、細かい作業が好きで稼げるからという理由でアートメイク看護師を目指すのはおすすめしません。
やはり世間の美容トレンドに興味を持ってないと、良い提案はできないと個人的には感じます。
美容には興味があるからここは問題なさそう
プロモーション力が求められる
アートメイク看護師は、通常の看護師と違いプロモーション力や発信力が求められます。
メディアで情報を発信したり、お客様からお客様を紹介してもらったりと、お客様を途切らせないための活動は必要不可欠。
昨今だとSNSの活用は必須とも言える状態です。
けれども、看護師は仕事の性質上、プロモーション力や発信力を磨く機会が全くありません。
どちらかというと相性が悪い要素だと言えるでしょう。
看護学校では、SNSの運用なんか絶対に習わないもんね。
ここでつまずく人も多いんですよね
フリーのアートメイク看護師はアートメイクアーティストとも呼ばれ、自己プロデュース力やプロモーション力が売上に直結します。
自己ブランディングや技術の向上だけじゃなく、SNSやメディアを活用して集客の戦略まで考えないといけないのもアートメイク看護師が難しいと言われる理由の一つです。
未経験からでもアートメイク看護師として採用してくれる美容クリニックなら、プロモーションや集客ノウハウがあるところも多いです。
また、集客やプロモーションは完全に分業して、アートメイク看護師の施術に専念させてくれるクリニックもあります。
SNSの活用や集客戦略に自信がないのであれば、そういった職場に入職して施術に専念するという働き方もアリ。
絶対にフリーランスを目指すというのが正解ではないので
自分に合った働き方を探すのがいいですよ
SNSは自信がないから嬉しい情報!
私は美容クリニックに所属して
働くほうがあってるかも!
アートメイク看護師が難しい理由まとめ
以上アートメイク看護師が難しいと言われる理由を解説しました。
アートメイク看護師が難しいと言われる理由はいくつかありますが、それ以上にメリットが大きい仕事であることは間違いないです
もし本記事で、アートメイク看護師に本格的に興味を持ったのであれば、是非アートメイク看護師を目指してみてはいかがでしょうか。
あなたがちょっとでもアートメイク看護師に魅力を感じてくれたら嬉しいです
興味を持ったから挑戦してみようかな