アートメイク看護師に興味があるけど自分にもできるかなぁ?
向いている人と向いていない人の特徴が知りたい
向き不向きはありますね
経験談をもとに解説しますね
こんにちは。クリニックで看護師をしながら、副業でアートメイク看護師をしているメイクです。
私がアートメイク看護師になったのは数年前、友人アーティストにアートメイクをしてもらって、「眉毛でこんなに人ってかわるんだ」と感動したのがきっかけ。
そして、アートメイクに興味を持ちその友人に色々聞きいた所、「お金はかかるけど、スクールに通って、働いたらすぐペイできるよ」と言われ、それから、色々情報を集め、自分もアートメイク看護師になりました。
実際にアートメイク看護師をやってみると、向き不向きがあることもわかりました。
私はアートメイクの仕事を選んで後悔はありませんでしたが、「高い投資の上向いてなかったらどうしよう」と悩む人も多いでしょう。
そんな悩みを持つあなたのために、未経験からアートメイク看護師になった筆者の経験をもとにアートメイク看護師に向いている人の特徴を徹底解説。
実際に資格習得から、アートメイクの仕事をした経験にからわかった適性についてご説明します。
アートメイク看護師になろうと考えている人は、是非参考にしてみてくださいね。
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ちなみにアートメイク看護師の目指し方は下記に詳しく書いています。
興味ある方は是非ご覧くださいね。
アートメイク看護師に向いている人の特徴
アートメイク看護師は、医療と美容の両方の知識を必要とする特殊な職業。
そのため、この職業に向いている人は特定の特性やスキルを持っていることが大事です。
以下では、アートメイク看護師に向いている人の特徴について詳しく説明します。
1. 美容への興味がある人
アートメイク看護師は、医療と美容の両方の専門知識を必要とします。
それは、なぜかは以下が理由
- 施術において麻酔を使用し、皮膚を傷つけることは医療行為
- 血液の取り扱いについての医療知識が必要
- 時代とともに流行の眉毛が変化する
- 新しい技術、道具が次々生み出される
- 美容施術とアートメイクの相性が良い
- 患者の理想に近づけることが必要
すなわち、自分の知識含め技術が商品となります
医療知識がないと、事故が起きる可能性もありますし、美容知識があるとよりお客様のなりたい理想に近づける手助けができます。
最近は皮膚科、婦人科、整形外科、内科などのクリニックでもアートメイクを導入されている所は増えてきていますが、美容クリニックが一番アートメイクの施術率が高いのが現状。
私自身も初めて施術してもらった時に、眉毛の上の部分の脱毛や自分では全く意識していなかった表情の癖を伝えられ、ボトックスを勧められました。
いわれるがまま、脱毛もしましたがこれがやって正解!!驚くほど激変しました。
自己満足度が爆上がりで、アドバイスがあってよかったと思っています。
- ボトックス×眉毛のアートメイク
- ヒアルロン酸×リップのアートメイク
などなどあるので、適切な施術タイミングを伝えることがお客様の満足度に直結していきます。
このように、医療に対する深い理解と美容に対する情熱や知識を持つ人がこの職業に向いているでしょう。
最新の情報を常に収集する向上心があるといいですね
2. 手先が器用な人
アートメイクは、細部にまで注意を払い、正確さを要求する技術です。
なぜなら、
- 左右の骨格の違い
- 左右の表情筋の違い
- 表情の癖
- 毛の色、生え方、濃さ
- お客様の理想像
すべて、人によって異なるので、教科書通りの正解はないんです。
手の動かし方、丁寧に細かい線を人の皮膚にかけるかどうか、違うポイントをすぐ見つけ修正できるかどうかが重要なポイント。
かなり細かい1㎜を左右する世界なので、正直、本当に出来ない人は向いていないです。
眉毛は顔の印象の8割を決めると言われていますよ
つまりは、手先が器用な人が向いている。
看護師側の「まあ、これでいいや」ではお客様は納得しませんし、悪い口コミはすぐ回ります。
たったの1㎜ではなく、その1㎜が人相を大きく変えてしまうのです。
したがって、細かい作業に耐え、高い技術力を持つ手先が器用な人がこの職業に向いています。
また、技術力を上げるために練習も大事に業務の1つ。
そもそも、アートメイクは、台湾や韓国が発祥で、韓国の流行のメイクが日本に来ます。
「アートメイクをしてもらいに韓国に行く」って人が昔は多かったんですが、コロナで減ったんですが現在もまた増えてきていますね。
流行の化粧(眉、肌、リップ)も韓国からが多いです。
なので、韓国からの技術が日本にも必要になってくのですが、その技術を習得するためには、
- 韓国に行き技術を学ぶ
- 日本にいる技術を持った人の講習を受ける
アートメイクの技術講習は色々ありますが、相場はだいたい、30万円~だと思っても間違いはないと思います。
アートメイクアーティストの中には講習に軽く1000万は費やしているって人もいますよ
ただ、講習を受けたからといってすぐ技術習得とはいかないので、日々練習!!
そして得られた知識を、お客様だけではなく、アートメイクアーティストのために活かして講師をすることも夢ではありません。
自分が諦めない限り、その道は無限に広がっていきます。
3. コミュニケーションが得意な人
アートメイク看護師は、お客様と密接に関わる職業です。
カウンセリングは確認事項などは共通していても、人や場所によっては方法や空気感が変わってきます。
「美容クリニックに行ったことない」
「美容施術は受けたことないけど、眉毛迷子だったから勇気をだして予約した」
というお声をよく聞きます。
施術を受ける前に行うカウンセリングでは、アートメイクへの不安や疑問点の解消など施術者との相性を知るために重要です。
カウンセリングでは、お客様の理想を実現させていくためには、お客様の抱いているイメージを自分の中で正確に描くことが大事。
- 骨格、表情筋
- なりたいイメージ
- 好みの眉の形や太さ
- 普段のメイクで使用しているもの
- 希望のカラー
双方のイメージを合致させるための質問が大事になってきます。
パターン化させても、やはりこれには1番時間がかかりますし、時間をかけるところだと思っています。
イメージを伝えるって難しいもんね
どんな眉にしたいですか?と聞いて多いのは「目と眉毛を近づけたい」なんです。
お客様のイメージとしては
- 眉と目が近いほうが目力がアップする
- 外国人みたいに目が大きく見える
- 眉が離れていると瞼が重く見える
といった感じて、そんな施術ができると思っている方が多いです。
しかし、アートメイクでは骨格の上にしか入れられないし、加齢による変化が必ず起こるのでおススメできません。
ただ、一概に「できません」ではお客様は納得できないので、できるだけ「できない」といった言葉を使わずお客様が納得して施術できる状態を作る必要があります。
クレームやトラブルのほぼ大半はカウンセリングで防げると言っても過言ではありません。
お客様のニーズを理解し、的確なことを提案するためには、コミュニケーション能力が不可欠です。
また、お客様に対する施術の説明やアフターケアの指導も重要になります。
4. 美的センスがある人
アートメイクは、美を追求する芸術的な要素を含んでいます。
消しゴムで消せる鉛筆とは違い、油性ペンで紙に書くと消えないのと同様に、1度施術すると消せないです。
お客様の骨格、筋肉の付き方も違えば、平行眉やアーチ眉にしたいと言う要望も違います。
毛の生え方に左右差がある人なんてザラにいます。
肌質にもインクが入りやすい人、入りにくい人と関係してきます。
リップの施術においても、くすみの部分にどの色味を使えばきれいにできるかなど色についても様々です。
白のキャンパスに描くのではなく、個人が持っている皮膚の色にどのような色を入れ、どう変化するかを想像しながらその人にあった色の選択をするかは看護師の知識だけでなく創造力も必要と言っても過言ではありません。
色彩学校に通ったっていうアーティストも数多くいますよ
したがって、感受性が豊かで、創造性を持つ人がこの職業に向いています。
これは、お客様の個々の特徴を理解し、最適な美容ソリューションを提供するために必要です。
5. 持続力がある人
アートメイク看護師になるためには、長期間の学習と練習が必要です。
アートメイクは、「1度覚えてしまえば良いもの」ではなくて、人の肌質や使う機材や自分の技術によって仕上がりが変わってきます。
だから、100%の正解はないけど、自分の技術だけは自分次第で良くできます。
練習しただけ上手くなっていく自分に自信が出ますよ
私も始めたばかりのころは自分にノルマを課し、「1日1ページは必ずします」とすごくやる気になってたんですが、スクールの先生に
- 1日1つでいいから、毎日眉毛を書く
- 毎日ペンや、マシンを持つ
これを続けることが大事と言われました。
今になって思うことは“まさにその通り”
実際、本業が忙しくてアートメイクから遠ざかっていた期間があったんですが、落ち着いたのでアートメイクの仕事に久しぶりに行った時はすごく不安でしたし練習を怠った自分に後悔しました。
どんなに忙しくても5分でできることを毎日継続することが大事です。
SNSにおいても、毎日投稿する人と不定期に投稿する人ではやはり、毎日発信している人の方が集客に繋がります。
一人一人のお客様に対して最高の結果を提供するためには、一貫性と粘り強さが求められ、したがって、忍耐力と持続力を持つ人がこの職業に向いています。
6.SNSが身近な人
アートメイクアーティストは基本インスタアカウントを持っていて全国で医師、看護師のアーティストは1000人ほどと言われていることを知ってましたか?
なぜ、インスタや、SNSをするのかは以下の理由
理由①アートメイクとは何か知ってもらう
アートメイクは何か?タトゥー?とまだ知らない人はたくさんいます。
痛くない?失敗しない?などなど、気になるものです。
「こんな風になりますよ」と症例を出すことで知ってもらうことができます。
理由②名刺代わり
アーティストによっても、得意なジャンルがあったり、仕上がりの雰囲気が異なります。
20代向け?それともシニアが得意?
リップを推している?修正を推している?などを知ってもらうことができます。
理由③SNSを通じて集客
症例写真などを名刺代わりにすることから、興味を持ってもらい、そこから予約をスムーズにすることができます。
気軽にできる、気軽に目にすることができるSNSだからこそ、色々な人の目にとまり、広告を出したり、ホームページで検索していくよりスピーディに集客に繋がっていくんです。
実際に顔を出して、どんな人かがわかると安心感もあるもんね
SNSはやればやるだけ身になり、ムダなことは何もありません。
セルフプロデュース能力や、マーケティング能力が高い人に技術があれば、なおさらお客様が指名をし成果に繋がります。
クリニックでの施術スケジュールが基本になってくるのですが、施術件数はアーティストの個人の集客によっても差がでてきます。
アートメイク看護師の活動においては、SNSの運用は必須。
技術力があっても、その能力が認知されなければ、全く意味をなしません。
認知力を上げるためのSNSの活用というのは必須項目の一つ。
苦手意識がなかったり、フォロワーが多いというのは向いてる人の特徴でもあります。
7.行動力や好奇心がある人
アートメイクは、さきほどもお話した通にり広告は主にSNSです。
講習や、スクールなどにおいてもSNSで集客が多いのが特徴。
待っていても、誰かが教えてくれるわけでもなく、病棟で働くみたいなカリキュラムはないんです。
そのため、自分に何が必要か考えて、必要な情報をどんどん集め講習に参加したりすることで、自己成長に繋がります。
SNSでしか知らない方にDMを送ることや、興味を持ったことに参加してみるといった行動力は好奇心はアートメイク看護師にとって必要なことです。
アートメイク看護師に向いていない人の特徴
アートメイク看護師は、医療と美容の融合した特殊な職業であり、特定のスキルや性格特性を持つ人に向いています。
逆に、以下のような特徴や考えを持つ人は、アートメイク看護師師としての職務に適していない可能性が高いです。
1.細かい作業に耐えられない人
アートメイクは、非常に繊細で精密な技術を要求される作業です。
とは言え、私自身も私生活はものすごくおおざっぱなんです。
届いた封筒ははさみを使わず開けるし、小さいごみは見えないのでないのと同じと考えがち(笑)
でも、昔からまつ毛エクステやネイルもセルフでしたりしていました。
なので、性格ではなく性質が細かい作業が好きだったんだなと思います。
実際の施術でも、数時間は施術部位に向き合います。
言うならば、「一人でオペをしている感じ」
常に緊張感と責任感で初めの方は1人に施術するだけでその日1日の疲労感は半端なかった記憶があります。
細かい作業に対する忍耐力や集中力がない人は、「こんな時どうしよう」ってなったときに「まあ、これでいいや」とすぐ諦めて自分にだけ都合が良い言い訳をする傾向があります。
アートメイクで「まあ、これでいいや」はお客様からのクレームに繋がりそれはクリニックの評判や、自己ブランディングの妨げになる可能性あり。
なので、細かい作業に対する忍耐力や集中力がない人はこの職業には向いていないでしょう。
とはいえ、看護師は細かい作業に対する忍耐力や集中力がある人が多いような気がします。
2. コミュニケーションが苦手な人
アートメイク看護師は、お客様とのコミュニケーションが非常に重要です。
美容に対する向上心がある方がお客様になるので、こだわりを持った方もたくさんいらっしゃいます。
お客様の希望や悩みを冷静に、適切なアドバイスして施術を提供するためには、コミュニケーション能力が必要です。
3. ストレスに弱い人
施術中のプレッシャーや、結果に対してお客様の反応にストレスを感じやすい人は、この職業には向いていないかもしれません。
しかし、お客様に施術することを「怖い」と思うことは「いいこと」でもあります。
お客様の皮膚を傷つけることに失敗はできませんし、皮膚に入れたインクは消せません。
長い年月を経過し薄くはなりますが、それまでの期間をお客様は気に入らない顔で生活しないといけないとなるとストレスがかかります。
その責任感を常に念頭に入れお客様と関わる必要があります。
とはいえ、私自身もストレスには弱いです。
お客様は満足で帰宅されてもやはり、自分の中で「もっとこうすれば良かった」と思うことはたくさんあったり、「こんなので、アートメイクナース続けられない」と思ったこともありました。
そんな時は、尊敬するアートメイクナースの施術を見学させてもらったり、話を聞いてもらったりしています。
そうすることで、モチベーションを向上させたり、アートメイクナースとしてのなりたい自分を想像でき、活力に変化させています。
なので、ストレスに弱くてもコーピングさせたりマインドの切り替え上手にしていく必要があります。
個人的には、病棟で働いていた時の方が数百倍ストレスでした
4. 継続的な学習に興味がない人
医療や美容の技術は日々進化しています。
アートメイク看護師としてのスキルや知識を維持・向上させるためには、継続的な学習や研修が必要です。
新しい知識や技術の習得に興味がない人は、この職業には向いていないでしょう。
以上のような特徴や考えを持つ人は、アートメイク看護師としての職務に適していない可能性があります。
しかし、これらの特性を持っていても、熱意や努力を持って取り組むことで、アートメイク看護師としてのスキルや知識を獲得することは可能です。
5.お金が稼ぎたいだけの人
アートメイク看護師は高年収なので、お金が稼ぎたいだけでアートメイク看護師を目指す人も多いです。
しかしながらそのような考えで成功する人はあまり多くありません。
アートメイクを看護師が携わるのは日本くらい。
アートメイク看護師のキャリアは決して簡単な道ではありませんが、頑張った分だけすべて反映されます。
自分の行動と実力次第では天井知らずの道でもあります。
お金をモチベーションにすることは良いことでもあるんですが、アートメイクが好きでなければ続けられないことです。
【補足】アートメイク看護師に最も向いている人は?
ここまでご覧になられて、「私はアートメイク看護師に向いていないのかも」と不安になる方もいるかもしれません。
そんな人へ、私が考えるアートメイク看護師に最も向いてる人の特徴についてお伝えします。
最も向いている人の特徴。それは、
「絶対にアートメイクをやりたい」という強い熱意と行動力を持っている人です
どんなに才能があったとしても、やってみてわかることも多いですし、やる気がなくてもうまくいくほど甘い仕事ではありません。
なぜなら、熱意がないと成功しない仕事だから。
- お客様とのコミュニケーション
- セルフプロデュース
- あらたなスキルの獲得
全て熱意がないとうまくいかないことばかり。
実際私自身も、継続力がそこまでない人間ですが、アートメイク看護師として成功したいという気持ちで、今も仕事を続けることができています。
つまり、本当に大事なのは、あなたがどれだけアートメイクに興味があり、やる気があるかだけなんですね。
あなたに本当に熱意があるのなら
それはなにより、向いている証拠です。
アートメイク看護師に向いている人の特徴のまとめ
アートメイク看護師に向いている人の特徴は以下の通り。
- 美容への興味→自分の知識含め技術が商品となる
- 手先が器用→自分が諦めない限り、その道は無限
- コミュニケーション能力→クレームやトラブルを防げる
- 美的センス→イメージの実現
- 持続力がある→一人一人のお客様に対して最高の結果を提供する
- SNSが身近→集客し収入向上
- 行動力と好奇心がある→自己成長に繋がる
これらの特性を持っている人はアートメイク看護師として成功する人が多いです。
すべて持っている人はアートメイク看護師に向いていると言えますね。
でも一番大事なのはアートメイクに対する熱意と行動力です
特性を全て持っていない人でも、熱意と努力を持って学び続けることやできない所に意識しながら行動してみることでアートメイク看護師として成功することに繋がります。
私は、あなたの新たな挑戦を応援していますよ。
前向きにアートメイク看護師の仕事を探してみよう!