脱毛看護師の本音が聞きたい
脱毛看護師の仕事って大変かな?
やりがいがなさそうなイメージがあるけど
現役脱毛看護師の僕が
詳しく解説しますね
脱毛看護師と聞くと
- 給料が高そう
- 夜勤や超勤もないし、ルーチンワークそう
- 社割で安く脱毛できて羨ましい
- 急変や命にかかわることがないから気楽そう
そんなイメージを持っている方も多いでしょう。
ぶっちゃけ、脱毛看護師に転職したいな~と思っている人って、そういった理由や病院が辛いからというのがほとんどなんじゃないでしょうか。
安心してください。
実際に脱毛クリニックに転職した人の大半がそうです。
なかには本気で美容が好き!脱毛命!という人がいますが、実は少数派。
もちろんキラキラした良いイメージに当てはまる部分も多くありますが、そんなイメージの裏側には当然それ相応のきつさもあったりします。
こういったイメージと現実のギャップで「脱毛看護師って給料が高くて、しかも仕事は楽そうだと思ったのに…」と辞めてしまう人も実はかなり多いんです。
せっかく大きな決断をして転職したのに、「こんなはずじゃ…」と辞めてしまうという結果だけは避けたいですよね。
そこで今回は、実際に脱毛クリニックで働いている私が、
- 働く前のイメージと、実際に働いてみて感じたギャップやきつさ
- それでも病院に戻らず、脱毛クリニックで働き続けるメリット
について本音で解説します。
脱毛看護師への転職を考えてる人は、本記事を参考に理想の転職を実現させてくださいね。
美容看護師への転職に失敗したくなければ、まずは転職サイトに登録して情報を集めましょう。
なぜなら勤務するクリニックによって大きく待遇が変わるから。
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美容看護師への転職は、年齢が上がるにつれて転職難易度が上がります。
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脱毛クリニック看護師がきつい理由
冒頭でもお伝えした通り、ぶっちゃけて言うと「脱毛看護師も結構大変」です。
では脱毛看護師のどんなところが大変なのか、包み隠さず本音トークでお伝えしていきます。
とにかく体力勝負なのが大変
「脱毛って機械を当てて、ピッピッピって当てるだけでしょ?楽勝じゃん」と思われがちですが、実は脱毛施術のほとんどは立ちっぱなし。
しかも全身脱毛ともなると2~4時間ほどかかります。
さらに施術した後に部屋の片付け+次の準備もしないといけず、クリニックによっては記録も立ちっぱなしのところもあるとか・・・。
これを勤務中ひたすら繰り返します。
慣れないうちは、本当に立ちっぱ+動きっぱになることもザラ。
追い打ちをかけるように、脱毛機の持ち手部分(ハンドピース)が意外に重くて、変に力が入っているとすぐ腱鞘炎になってしまう人が男女ともに多いです。
加えて中腰で長時間施術するため、脱毛看護師は腰痛持ちにはつらい仕事と言っていいでしょう。
病院のほうが体力勝負だと思っていた考えは甘かったです
筆者の体験談
そうなんです、脱毛看護師の最初の試練は「体力と痛み」との闘い。
そして脱毛看護師は夜勤が無くずっと日勤であるが故に、前日のダメージがどんどん蓄積して「もう無理・・・体がもたん・・・」となりがちです。
僕もはじめのうちは帰宅後すぐに倒れこむ感じで、定期的に整体マッサージを受けに行ったりもしていました。
ただし、慣れてくると腰痛も体力的にも余裕が出てくるので、早期退職をしないためにも脱毛施術に慣れるまで身体を壊さないことが大切です。
今は慣れて、それほど気にならなくなりました
時間通りにいかない理不尽さがきつい
病院でも「〇時に検査があって、その前に点滴を入れるから、〇分にミキシングして…」など時間に追われることは多いと思いますが、脱毛クリニックではそのシビアさが全然違います。
脱毛クリニックではほとんどが完全予約制。そのため患者さんはその時間に合わせて予定を組んでいたりするので、1分でも遅れることは許されません。
簡単にクレームにつながります。
1分単位って大変そう
にもかかわらず、看護師ではどうしようもできない理不尽さもあったりします。
例えば・・・
- 着替えや身支度にものすごく時間がかかる患者
- めちゃくちゃ痛がって、施術が全然進まない患者
- 毛を全然剃ってこない患者
- ものすごくデカい患者
などなど、いくら看護師側が頑張っても施術時間内に終わらないことが何度もありました。
なれるまで大変でした
でも大丈夫、こんな時は施術途中でも周りに相談、調整してもらいましょう。
こういう事例はよくあることで、周りもそれに合わせて動いてくれることが多いです。
新人あるあるですが、こういう時に一番やっちゃいけないことは、黙って施術時間を大幅にオーバーすること。
他の患者さんやスタッフにものすごく迷惑がかかるので、病院でも脱毛クリニックでも報連相が非常に大切です。
病院と同じで報連相がしっかり出来ていれば大丈夫ですよ
ルーチンワークだから飽きる
慣れるまではいろいろ辛い脱毛施術ですが、慣れてしまえばほとんどルーチンワーク。
身体に機械を当ててピッピッピとするだけで、ずーーーーっと同じことの繰り返しになってしまいます。
なので、「もう脱毛飽きた、成長を感じられない」といって辞めてしまう人も。
飽きるって話はよく聞くよね
たしかにやっていることは毎日同じなので、飽きっぽい性格の方は飽きないための工夫が必要かもしれません。
同僚の中には「自分がどこまで速く施術できるか、毎回タイムアタックしている」という楽しみ方を見出している人もいました。
ただ個人的には、肌状態の観察やパワー調整、肌トラブルへの対応などなど、それ相応のアセスメント力が求められるし、考えることも多ので、いまだに飽きたと感じることはありません。
自己研鑽が好きな人ほど、脱毛看護師に向いているかもしれませんね。
だから、僕はやりがいを感じています
自分より若い子が先輩になることが多い
脱毛看護師だけではなく、美容業界全体で言えることですが、スタッフの平均年齢が若いです。
看護師経験1年目の途中から脱毛看護師になる方や、新卒からという方も増えているため、先輩が自分より年下ということが多くなります。
正直な話…なんとなく病院>脱毛クリニックというイメージを持っている方、多いんじゃないでしょうか。
うん、少し下に見ちゃってるところはあるなぁ
病院経験が長い人ほど、その傾向にある気がします。
私も「前に教えたよね、どうしてできなかったの!?」と年下先輩に言われたときは、(病院を数年で辞めた分際で、偉そうに…チッ)とイラついてしまったものです
そうやって怒られるたびに「看護師は看護師でも、脱毛分野では新人だから…」と割り切って自分に言い聞かせていました。
こういう病院プライドみたいなものを持っていると、ものすごく働きづらくなるし、そういうのって何故か周りにも伝わっちゃうんですよね。
脱毛看護師を目指すのであれば、そういうゴミみたいなプライドは早く捨てる覚悟をしておきましょう。
ただまあ、先ほど述べたようにほとんどルーチンワークであり、しかも一人立ちすると先輩スタッフに施術を見られることもほぼ無くなるため、怒られたり指摘されることの方が少なくなります。
つまり、仕事を覚えるまでは初心にかえって取り組めれば大丈夫です
将来やキャリアプランが不安
将来のキャリアプランやライフプランを考えると、どうしても「このままでいいのだろうか…病院に戻った方がいいのだろうか…」と悩んでしまうところ。
またクリニックによっては結婚や出産予定のあるスタッフは最初から雇わないということもあり、比較すると病院勤務の方が福利厚生で優れていると言えます。
精神的にきついってことだね
ただ大手のクリニックほど福利厚生は充実している傾向があるため、将来も働き続けたいと考えるのであれば、福利厚生が充実している大手クリニックを選べば問題有りません
気になる年齢の壁
また脱毛クリニックの募集要項で「35歳以下」というところが多く、「やっぱり若い子じゃないとダメなのかな?年を取ったら辞めさせられるのかな?」と感じてしまう方もいるでしょう。
これは僕が転職エージェントさんに聞いた話ですが、あまり病院経験が長いとクリニックの考えに適応できず、すぐに辞めてしまう方が多ので、未経験の場合は年齢にある程度の制限を設けているそうです。
なので「35歳以上だと脱毛看護師として働けない」という意味ではありませんし、35歳以上の脱毛看護師は結構います。
しかも経験年数にもよりますが、大手のクリニックだと30代など師長やエリアマネージャーなどの管理職になっている人も多いです。
特に「このクリニックが良い!!」というものが無ければ、福利厚生が充実していてキャリアアップもしやすい大手のクリニックの方が個人的にオススメ。
ちなみに私は、このまま同じところに働いてとりあえず師長やエリアマネージャーを目指しているところ。
興味が出てきたら他の美容クリニックに転職したり、はたまた独立するのもアリかなと考えています。
脱毛や美容の需要はこれからも伸びると感じていて
あまり、将来の不安は感じませんね
私が本気で脱毛看護師をおすすめする理由
ここまで脱毛看護師の辛い面を正直に本音で語ってきましたが、それでも私は辞めずに脱毛看護師を続けていますし、病院と比べて良い面もたくさんあります。
ここからは実際に脱毛看護師になってみて良かったなと感じる点について解説していきます。
ルーチンだから覚えてしまえば楽
先ほど「ルーチンワークで飽きる」とお伝えしましたが、逆に言うと考える必要が無く、同じことをすれば給料が貰えるということ。
また脱毛施術は基本的に1人で行うため、すごく気楽。
基本患者さんは目隠しをしているため、余裕が出てくるとスマホもいじれるぐらいです。
そして病院と違って患者は老人は少なく、いろんな年代のいろんな職業の方がいらっしゃるので、雑談も結構楽しかったりします。
有名人や、有名なクリエイターさんに出会ったこともありました。
施術時間さえ守れば、黙々と施術するのも良し、雑談するも良し。そこが脱毛看護師のメリットの1つです。
病院より楽しく仕事ができています
夜勤がない
何といっても夜勤がないのは、大きいです。
子育ての問題や、パートナーとすれ違うことが多いことに悩まされる心配もありません。
脱毛クリニックの仕事についてからは、睡眠の室が高まって頭痛がなくなり、健康的な生活をおくれるようになりました。
プライベートの予定も立てやすく、体の調子もすこぶる良くなり、太りにくくなったのも大きいです。
夜勤手当は健康と引き換えにもらっている対価だと感じましたね
看護研究、委員会などのサービス残業がない
看護師経験を積むと、避けては通れない看護研究。
私は「給料も出ない看護研究なんてやりたくない」派です。
また疲れ切った日勤終わりに集まる委員会。
悪しき慣習が多く残っているのが病院ですが、脱毛クリニックではそういったものがありません!
勤務時間がしっかり、お給料に反映されるところも脱毛看護師の良いところです。
サービス残業がないなんて羨ましい
給料が良いことにやりがいも感じる
脱毛看護師は基本的に残業も夜勤もありませんが、それでも病棟勤務よりも多い給料をもらえることが多いです。
またクリニックによってはインセンティブ制度というものがあり、これは個人の売り上げを作った時やクリニック全体の売り上げが良かった時などに、給料に追加して報酬が出るというもの。
頑張った分だけ給料として返ってくるというのは、病院ではなかなかありませんよね。
クリニックによりますが、給料プラス数万円、多いところだと10万円以上追加でもらえるところもザラです。
ただし売り上げに個人ノルマを課しているクリニックもあるため、転職先を選ぶ際はインセンティブ制度の内容もしっかり調べておきましょう。
ここは合う、合わないがわかれますね
もちろん、個人ノルマがないクリニックもあるので
自分にあった職場を選べば大丈夫だよ
社割で格安or無料で施術が受けられる
脱毛や美容施術は高額なことが多いですが、だいたいのクリニックではそれを社割で受けることができます。
半額やそれ以下もザラですし、「技術研修のモデル」として無料で受けられることも!
全身脱毛となると合計数十万円もしますから、これは嬉しいですよね。
私も定期的に全身脱毛やダーマペンなどを定期的に受けています、しかも正規価格の半額以下で。
そういった美容施術をガンガン受けられることもあって、実際に脱毛クリニックや美容クリニックで働いているスタッフさんは、男性も含めてみなさん肌がめっっっちゃ綺麗!
働きながら自分磨きをお得にできるということも、脱毛クリニックで働くことの大きなメリットです。
これは大きなメリットね
脱毛クリニック看護師の仕事はきついがおすすめ
今回は脱毛看護師はキラキラしたイメージがある反面、大変なこともいっぱいあるということを本音で語らせていただきました。
転職に失敗して「こんなはずじゃなかった…転職しなきゃよかった…」とならないために、イメージと現実のギャップをしっかり把握し、さらに転職先を吟味することが非常に大切です。
そして脱毛看護師には、辛さを上回るほどのメリットもたくさんありますし、「人のコンプレックスを解消する」というやりがいもある素晴らしい仕事だとおもいます。
この記事を読んで、転職の参考になれば嬉しいですし、「転職してよかった!」と思ってもらえたらもっと嬉しいです。
脱毛看護師のやりがいが伝えわれば嬉しいです
脱毛看護師に挑戦してみようかな
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